この物語の前提として、主人公などの名前以外はすべて”事実”です。
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<目次>
1、ブログ掲載にあたって
2、「借金は身を滅ぼす・続編ブログ」の人物紹介
3、本編(2014年3月~)
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<ブログ連載にあたって>
はじめまして。このブログは「借金をしている人」「借金を考えている人」たちに是非読んでいただきたいです。
というのも、作者である私は「借金によって身を滅ぼした1人」だからです。
この「ブログ」は「2014年3月」から物語がスタートしています。
作者である私はいったい今どこを彷徨っているのか?
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<人物紹介>
名前 :山中裕太(仮名)
生年月日:1994年4月11日 26歳
地元 :大阪
略歴 :大阪に生まれる。
家族は父・母・兄・兄・姉。
高校卒業後、大手ガス器具メーカー就職。
製造から営業に異動となった。
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大手ガス器具メーカーに勤めていた俺・山中裕太(仮名)
1年目は製造部製造課で毎日ライン作業。同じことの繰り返しだ。とてもいい労働環境とはいえなかった。休憩中にパートのおばちゃんたちと雑談して盛り上がっていたのが一番楽しかった。
2年目には異動となり、製造部営業課に配属。毎日あくせくしながら仕事をこなしていた。
<2014年2月>
この時は実家暮らし。
毎月支払いするお金も携帯代と家に入れるお金くらいだ。
・総支給:20万円
・手取り:12万円
この時、会社の財形貯蓄制度を利用し、毎月4万円貯蓄していた。
一度バイクを購入した為、この時点での貯蓄は50万円程。
また別で口座に貯金が10万円程あった。
<パチンコ安定期>
この頃、実家の近所にあるパチンコ屋で、1円パチンコを打つ事にハマっていた。
貯玉制度を利用し、常にパチンコ屋のカードには3万発程入っていて、現金を使う事は全くなかった。
増えたら換金して、2.5〜3万発をキープ。
むしろ増える事の方が多かった記憶がある。
パチンコにハマり出したのがこの時の1年前ほど。
風俗にもよく友人と通っていた。
月に2〜3度くらい。
推しの嬢がプライベートで遊びに誘ってくるくらい通っていた。
しかし、どれだけ行きたくても1人で風俗に行く事は絶対になかった。
<3月>
製造部営業課ではあまり芳しい成績を出せずにいた。
評価もおそらく最低レベルだったと思う。自信もなくしていたし、愚痴を聞いてくれるおばちゃんたちもいない。
もう会社を辞めようかと悩んでいるという相談を当時もっとも仲の良かった先輩にしていた。
以前にも辞めようと悩んでいると同じ先輩に相談したことがあったがその時は思いとどまった。
理由はこうだ。
・一般的な営業ではなく下請けに対する購入している部品の原価を値下げしてもらう。という下請け営業。
・営業とは言いつつも、企画が回ってきたら、新製品の立ち上げも行う部署だった。
なんだかよく理解できないまま、とりあえず先輩の言うことにその時は従うことにした。
偏差値34程度の高校を卒業してすぐに社会人になった。
周りが頭が良くなかった、素行の悪い人ばっかりだった為、順位は平均より上で、さらに授業に真面目に取り組んでいた自分は優等生という扱いをされた。
とは言いつつも所詮は偏差値34程度の高校。
難しい用語ばかりでやっている仕事に頭が追いつかない。
現在の仕事に俺自身が限界を感じていた。
<2014年3月>
ある日突然、部署の上司に呼び出された。
(なんの話だろう?なにか失敗したかな?)
この後、俺は人生初の膝から崩れ落ちるほどのショックを受けた。
<2014年3月現在>
・借入先:0件
・借入金:0万円
・毎月の支払い:0
・貯金残高 : 60万円